新富町議会 > 2020-06-10 >
06月10日-04号

  • "福祉課長"(/)
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  1. 新富町議会 2020-06-10
    06月10日-04号


    取得元: 新富町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-12
    令和 2年 第03回定例会(06月)──────────────────────────────────────令和2年 第3回(定例)新 富 町 議 会 会 議 録(第4日)                           令和2年6月10日(水曜日)──────────────────────────────────────議事日程(第4号)                       令和2年6月10日 午前10時00分開議    日程第1 一般質問    追加日程第1 議案第38号 新富町新型コロナウイルス感染症対策応援基金条例──────────────────────────────本日の会議に付した事件    日程第1 一般質問    追加日程第1 議案第38号 新富町新型コロナウイルス感染症対策応援基金条例──────────────────────────────出席議員(12名)1番 永友 繁喜君       2番 石﨑 俊二君3番 松浦 美緒さん      4番 小山 早苗さん5番 揖斐 兼久君       6番 出口喜重郎君7番 大木 俊二君       8番 吉田 憲市君9番 阿萬 誠郎君       10番 下村  豊君11番 圖師 孝一君       12番 吉田 貴行君──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 宮本 信一君       書記 福重 和泉さん──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 ……………………… 小嶋 崇嗣君  副町長 ………………… 出口 敏彦君総務課長 ………………… 池田 真二君  総合政策課長 ………… 比江島信也スポーツ観光推進室長 … 有馬 義人君  財政課長 ……………… 平井 康博君基地対策課長 …………… 宮武 祐二君  税務課長 ……………… 宮本 芳幸君町民課長 ………………… 井下 喜仁君  いきいき健康課長 …… 山本 茂人君福祉課長 ………………… 稲田真由美さん 健康長寿推進室長 …… 海野 久代さん産業振興課長 …………… 倉永 浩幸君  農地管理課長 ………… 壱岐  進君都市建設課長 …………… 甲斐 雅啓君  水道課長 ……………… 長友 一彦君会計管理者会計課長 …… 山本 明子さん 教育長 ………………… 別府 宗光君教育総務課長 …………… 河野佐知子さん 生涯学習課長 ………… 齊藤 隆文君農業委員会事務局長 …… 壱岐  進君  町代表監査委員 ……… 坂東 啓男君──────────────────────────────午前10時00分開議 ○議長(永友繁喜君) これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付していますとおり、一般質問となっております。────────────・────・──────────── △日程第1.一般質問 ○議長(永友繁喜君) 日程第1、一般質問を行います。 質問順番にこれを許します。6番、出口喜重郎議員の質問を許します。出口議員。 ◆議員(出口喜重郎君) 皆さん、おはようございます。一般質問の通告の順に従って質問をさせていただきたいと思っております。 まず最初に、昨年末に新型コロナウイルスが発生して約半年間、世界中でパンデミックに陥り、現在はやや減少傾向に向かっております。私は、これからもしばらく続くマラソンレースのようなものだと思っております。研究者によると、第2波、第3波が予想され、およそ3年から4年で終息するという学者もいます。町は、第2次補正まで計上いたしましたが、このような研究発表を考慮した場合、早めに第3次、第4次の補正を組んで、町民均等に支援策を打ち出す必要があるのではないでしょうか。町民に対しアクセルとブレーキをうまく操作して、安心して暮らせるまちづくりの指針を示していただきたいと思っております。町長の今後の生活環境の変化に伴う町政のかじ取りについてお伺いをいたします。 次に、大持田地区は、昭和40年から41年にかけて、国の第1次構造改善事業に取り組み、当時、宮崎県一のハウス園芸団地を完成を見ました。事業敢行当時は、毎日のように大勢の視察者が相次ぎ、活気に満ちあふれていました。その後、一ツ瀬のパイプラインが貫通し、農家はますます利便性に富む最先端の技術を導入し、全国に名をはせる園芸団地として発展をしてきました。完成以来、約半世紀。当時、非常に広いと思われた道路も、現在では非常に道幅が狭く、不便を強いられています。特にタンクローリー車など大型車が頻繁に通行し、舗装道路も痛みを生じています。大持田地区幹線道路約1,500メートルあまり、年次ごと道路拡張と再舗装をお願いしたいと思っております。 次に、第3番目に、町長は、選挙公約や議会の答弁でも、農業公社設立について言及をしています。どのような形でいつ頃までに農業公社の設立の構想を発表される考えでしょうか。 以上、質問とさせていただきます。 失礼しました。それでは、1番目のコロナの対策についての中で、まず、農産物の支援について。2番目に、終息後の生活様式の在り方について。これは各登壇議員の中で相当お答えをいただいておりますので、省けるかもしれませんけれども、別な視点で質問をさせていただきたいと思っております。3番目に、小学校、中学校のオンライン授業タブレット導入について。 2番目の大持田地区の農道の整備について、先ほど申し上げましたとおり、農道を拡張し舗装する考えはございませんか。 3番目の農業公社の設立については、設立の見通しについて、2番目に、公社の規模、人材育成の内容、取扱い作物についてお伺いをしたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) それでは、出口議員の御質問にお答えをいたします。 新型コロナウイルス対策農畜産物の支援についてでございます。 農畜産物応援消費・支援等の取組といたしまして、農畜産物商品開発発送事業で、新富町出身で県外の大学生向けにおうちで辛抱セット、県外の親戚等向けた外出自粛セット、新富町の名所などを取り入れた全国民対象としたおうちで塗り絵チャレンジ、また、農産物特別応援事業として、おうちでBBQセットなどの支援を行いました。 新しい生活様式につきましては、吉田貴行議員にお答えをしたとおりでございます。 次に、大持田地区の農道の拡張及び舗装についてをお答えをいたします。 本町の農道整備については、未舗装の農道について、農地耕作条件改善事業による農道舗装や生コンクリート及び砂利支給事業を活用し、整備を実施をしております。 また、平成30年度から、舗装された農道の老朽化対策として、既存の老朽化した舗装撤去を町が実施をし、生コンクリート支給活動組織による整備を行っております。 また、町が施工する農道拡張につきましては、地元での用地確保及び分筆処理を実施をし、用地の寄附贈与をしていただくことで、整備を実施しているところであります。 大持田地区につきましても、拡張が必要な箇所については、用地確保など地元負担の調整をしていただき、舗装のみの箇所については、生コンクリート支給事業の活用をしていただきたいと考えております。 次に、農業公社設立の見通しについてお答えをいたします。 近年、農業従事者の高齢化や担い手の減少、さらには農産物の自由化や価格の低迷、消費の多様化など、農業を取り巻く情勢は厳しい状況にあります。このような地域農業の現状を踏まえ、行政とJAが一体となり、互いに情報の共有を図り、農家の生産活動を支援する体制を図るため、今年度に準備室を立ち上げ、協議をしてまいりたいと考えております。 次に、公社の規模、人材育成の内容、取扱いについては、今後、準備室の中で協議、検討を行っていきたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(永友繁喜君) 教育長。 ◎教育長(別府宗光君) 出口議員の質問にお答えいたします。 小・中学校オンライン授業についてですが、今回の新型コロナウイルス感染防止のための臨時休業中は、端末の整備や各家庭でのネット環境の状況が一様でないことから、町独自のオンライン授業は実施しておりません。 昨日、松浦議員の御質問でもお答えしたとおり、GIGAスクール構想により国の補助事業を活用し、今年度、学校における校内通信ネットワーク環境整備校内LANと児童生徒一人1台の端末、タブレットを整備することとしています。学校における授業の場と家庭学習の両面の活用が図られるよう、年度内の整備を進めてまいります。 以上、お答えといたします。 ○議長(永友繁喜君) 出口議員。 ◆議員(出口喜重郎君) それでは、質問をさせていただきます。 新型コロナウイルスが発生して約半年、町としては、第1次、第2次補正予算を約2億円あまり計上しております。町内外の評価を聞くと、県よりも、どの市町村よりもいち早く支援体制を打ち出し、高い評価を受けております。これも、町長を先頭に職員一丸となったリーダーシップの賜物ではないでしょうか。 これまで商工業を中心とした支援策を打ち出しております。今後、農業、一般町民に対しても手厚い支援を打ち出すべきではないでしょうか。畜産、特に和牛肉に関しましては、4月から販売事業を行い、かなりの成果を上げております。しかしながら、贈答品としての性格が強いアールスメロン、マンゴー、これから出荷されますライチ、花などは、平年と比べると3割から4割安と、非常に苦しい経営を強いられております。今後、急激に経済が上昇するとは考えられませんが、何らかの町としての支援策は必要ではないでしょうか。町長、お願いいたします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 農畜産物等についても、これまでも、先ほど申し上げました、答弁でも申し上げました支援を行ってまいりました。特に、メロン、マンゴー等については贈答セットで送ったり、お肉についてもそうですけど、学校給食で使ったり、あとは、贈答品で送るというのも当然ですけども、ふるさと納税でキャンペーンを行って、マンゴー、メロン、そしてお肉等については少し増量をして、少しでも目につくようにということで、ふるさと納税で売上が大分上がってきているというような状況も聞いておりますので、そういった形で今後ももちろん継続をしながら、全ての不利益を被った部分については、しっかり対応をしてまいりたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 出口議員。 ◆議員(出口喜重郎君) ありがとうございました。確かにそういった贈答品に関しては、町の支援がかなり効いてきてはいると思っております。 ただ、今後そういった支援が幾らでもできるかということは大変疑問に思いますけれども、今、また、もう一つ問題が出ているのは、焼酎の原料用の甘藷、これが、焼酎メーカーは2割ほど減反をさせております。コロナウイルスの影響で飲食店が入らないということで、消費が伸びない。これが一番の原因だと思いますけれども、やはりこうした事態が2年、3年と続けば、そうした原料、甘藷の原料農家も大変な思いをこれからしていくと思っております。町自体は、町はそういった減反に対してどういった減反分の作物を推進していくか。そこら辺もやっぱり考えていかなければ、畑作地帯の農業というのは衰退していくと思っております。何とぞそういった振興をお願いをしたいと思っております。 それから、今回の、今、畜連で競りがあっておりますけれども、子牛の競りがですね。大方下げ止まりというのは止まっております。若干上向きかなということで、何とか現状維持か上昇気流に乗れるかなというような感じでありますけれども、これもやはり町としても注意深く見守って、若い後継者がたくさんおりますので、その後継者が廃業することがないように、支援、指導をお願いをしたいと思っております。 それから、次の質問に移りますけれども、今後ある程度新型コロナウイルスが終息に向かうと考えますと、生活の様式が大きく変わると思われます。小・中学校の授業の在り方、飲食店の営業、接客の在り方、町民の休日の過ごし方など、全てが大きくさま変わりすることが予想されます。国も新たな生活の様式の対応を打ち出しておりますが、町としては、町民生活の在り方をどう考えておりますか。町独自の生活様式の目安を作成する考えはありませんか。町長、お願いいたします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 新たな生活様式についての御質問だと思います。これは、実は、いろんな職種ごとに、八十数業種にわたると思うんですけども、どういう業種はこういう新しい生活様式を取り組んでくださいという、指針というのがあります。それぞれの団体、業界団体の皆さんが作られたという指針になろうかというふうに思いますので、やはりそこを一度参考にしていただくということと、やはりそれをローカル化というか、新富町に合わせていく、新富町の生活に合わせていくという検証をしなきゃいけない。大店舗だったり、大きな都会だったりの基準でつくられたり、ちょっと齟齬があったりする部分もあろうかというふうには思いますので、そこをやはり、基本的な部分は、やはり密接を防ぐとか、密室を防ぐとか、換気をよくするとか、手洗いをこまめにするとかいう部分については、原則として変わらない部分でしょうから、そこをしっかり訴えていきながら、町独自といいますか、分かりやすく説明をしていく必要はあるかなというふうには思います。 ○議長(永友繁喜君) 出口議員。 ◆議員(出口喜重郎君) いろんな方にお答えをしていらっしゃいますので、ここは、もうこれで省きます。 次に、国は、補正予算として2,292億円を、文部省は2,292億円を計上しております。内容としては、緊急時においても、ICT活用により全ての学びの保障できる環境を早急に実現するとうたっています。令和5年までに一人1台を全国の全児童に整備するという通達を、各県の教育委員会に出しております。これも5年度まででなくて、なるべく早めるというようなことでありますが、国の休業時の学びのその中で、緊急時においても、ICTの活用により全ての子どもたちの学びを保障できる環境を早急に実現するとしてありますが、町は、先ほどお答えいただきましたとおり、GIGAスクール構想を取り組むというようなことでありますけれども、現在、非常に、何というか、経済が停滞していて、そういうタブレットの端末、コンピューター、パソコン、そういったものが通常どおり生産できているとすれば、非常に入手はしやすいと思っておりますけれども、その工場が今果たしてどれだけ稼働して、まあ今年度、補正でも組んでありますけれども、タブレットの入手ができるのかどうか。今年できなければ来年になるのか。すると、来年になると、今度は予算の持ち越しということが考えれますんで、その予算の持ち越しが可能なのか。そこら辺を、教育長、お聞きしたいと思っております。 ○議長(永友繁喜君) 教育長。
    ◎教育長(別府宗光君) 今おっしゃいました一人1台のタブレット校内LANの整備というのは、今、早急に進めておるとこでございます。一人1台のタブレット等につきましては、本年度内に整備をできるという予定で今おります。状況によってまた判断はしようと思っておりますけども、今それぞれ見積り、業者等の打合せをしておりますけども、計画どおりに行くというようなことで聞いております。 じゃあ、この計画ができなければ、オンライン学習等とか、そういうものはできないのかということになりますけども、今ある各学校に整備しているもの、あるものを使いまして、可能な限り運用をしているとこです。今回また校外学習等も含めて、今、ある中学校はテレビ局とつないでテレビ局を見学する予定だったんですけども、そことオンラインでつないで、そこの学習をするとか、それとか、校内においても端末を使って、それぞれ学級同士をつないで集会を開くとか、そういう取組をしておるとこでございます。 それから、各家庭に実際もうインターネット環境がある家庭、個々がどうやって家庭の中で学習をするかということで、今後、講演会等を計画しながら、各事業者が行っている授業講座とかオンライン学習がございますが、こういうのも紹介していきながら学びの多様化を深めていくと、広げていくと、そういうふうに今考えております。 以上です。 ○議長(永友繁喜君) 出口議員。 ◆議員(出口喜重郎君) 国もこうしたGIGAスクール構想を積極的に進めているようでありますから、ぜひとも導入をしていただきたいと思っております。既に県内では、西米良村がオンライン授業を実施しております。確かに児童の数も少ない、村の人口も少ない、達成できる可能性は非常によいと思っておりますが、かなりの成果を上げていると聞いております。 議会の中でもペーパーレス化を考えると、タブレット導入したらどうかという意見もあるようでありますけれども、私は、まずは予算配分を、小・中学校の教育を守ることへの予算配分が第一だと考えております。そこら辺のことも考えて、教育長、ぜひとも小学校、中学校のオンライン授業の完成を見るようお願いをしたいと思っております。教育長、お願いします。いや、町長、お願いします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 予算のことですので、御答弁をさせていただきたいと思います。 もちろんしっかりと進めていかなきゃいけないというふうに思っていますが、私が大事にしている、これは教育委員会のほうにもお願いをしていることというのは、実は、教えの継続、教えの保障じゃない。これは、学びをきちんと保障をすることで、授業を単純に流すということが学びの保障ではない。いろんな方策がございます。きちんと課題を提出をさせて、確認をして問題点をチェックする。その過程の中でICTが利用できると、効率的にできたり、それぞれの問題が具現化をするとかということで、ICTの活用を進めていきたい。もちろん遠隔で授業ができるとか、対面で相談が受けれるとかという利点もありますので、そういうことをしっかり踏まえて、オンラインさえつながれば万事解決するということではなくて、しっかり学びを継続をさせていくという観点に基づいて、プログラム等を作ってまいるということを教育委員会のほうにもお話をして、納得をしていただいているということになります。 ○議長(永友繁喜君) 出口議員。 ◆議員(出口喜重郎君) ありがとうございました。ぜひともそのような取組をお願いしたいと思っております。 次に、大持田の件について質問をさせていただきます。 農地耕作条件改善事業というのがありまして、かなりその内容について核としないということは分かりました。 しかしながら、特に大持田地区は、約半世紀にわたりハウス園芸の発展に、本町のハウス発展に寄与しております。現在では、約半数以上の後継者が育っております。町内外に誇れる地区と思っております。将来に向け、さらに当地区のハウス園芸が存続、発展していくためにも、農業環境整備を進めていくことが、行政として一つの在り方ではないかと思っております。もう一度、町長の見解をお願いいたします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 施設園芸が盛んになり始めたきっかけを作ったのが大持田団地、一番最初に基盤整備を行っていただいて、施設園芸団地を作っていただいて、大変功績は大きいというふうに思います。その中で、やはり現在施設が建ってしまっているとか、土地の問題とかで、じゃあ、この道路を、農道を広げるというときに、もう一回施設を撤去をしたり、移動をしたり、土地をもう一回換地をしたりということの、これも農家さんの負担が増えていくことになります。まずは、地域の中で合意をいただく。移転をしていいよと。うちの土地を農道にしていいよということ。あとは、自己負担もかなりの割合で出てきます。ハウスを移動する費用だったり、ハウスを建て直す費用だったりを、もう一度費用として出していいよというような話がまとまって、それでもやはり今後の機械化等で農道の整備が必要、広く広げなきゃいけないというところについては、きちんと検討をしてまいりたいというふうに思いますので、まずは地元の合意、そして、農業者の中で今後もやっていこうという機運をきっちり高めてまいりたい。そこも行政として努力をしてまいりたいというふうには思います。 ○議長(永友繁喜君) 出口議員。 ◆議員(出口喜重郎君) ありがとうございました。私も地元でありますんで、地元の生産者の合意を取り付けるよう努力をしていきたいと思っております。 次に、農業公社の設立について質問をさせていただきます。 検討の中で、農業の生産活動を支援する体制を図るためとありますが、実際には農作物生産活動は考えていないんでしょうか。お願いします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 基本的な考え方として一番大事なのは、新しい農業体系を構築に向けた人材育成が、まず急務になってきているんだろうなというふうに思いますので、人材育成のためには、やはり作物を作りながら、そこで訓練をする等々の必要が出てきますので、実際に作物を作ってまいるということになろうかと思います。 ○議長(永友繁喜君) 出口議員。 ◆議員(出口喜重郎君) ということは、今JAが取り組んでいる、何というんですかね、トレーニングセンターですか。それに類似したものを考えているというようなことでありますね。今後、準備室を立ち上げ、協議、検討を行っていく方針のようでありますが、公社の規模、内容、何かが私にとって漠然として、中身が見えないというか、もう少しどのような形で、どのような形態なのかを説明をお願いしたいと思いますが、よろしいでしょうか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) もちろん検討をしていくので、検討委員会の中で検討をさせて上げたいというふうに思いますので、そこで決まったことをしっかり伝えていくようにしたいというふうには思います。現在のところは、目標としては、新規就農者をしっかりつくっていくのと、現在、農業担い手だったり、実際農家で働いている方たちに情報をしっかり伝える役割をしていきたいと。あと、新しい農業等々に、例えば、テクノロジーを入れるということに、じゃあ、いきなり農家さんにこれ入れてくださいというリスクを冒すのではなくて、じゃあ、公社の中で1回実証実験をしてみて、これは生産性が上がるとか、収益性が高いということになると、ほかの農家さんに、じゃあ、やってみませんかというような広げ方だったりということができていくというふうに思いますので、そういった体系の農業公社を造っていきたいというふうには思います。 ○議長(永友繁喜君) 出口議員。 ◆議員(出口喜重郎君) 分かりました。そういったことでありますから、ぜひとも後継者を育成するためにも、新規就農者を入れるためにも、なるべく早くそういった実現をするような方向性を取っていただきたいと思っております。私も過去四、五回ほどオランダのほうで勉強に行かせていただきました。やっぱりすごいです。実際オランダ施設園芸に関しては最先端を行っていると思っております。幾ら日本の農業のこの地域が頑張っても、なかなか追いつかないなというのが実情だと思っております。そうしたオランダあたりは、分業は同じハウスでも、一つのハウスが5町とか、10町とか、そういうハウスがいっぱいあります。その中にも分業して、苗は苗作り屋さん、肥料は肥料作り屋さんとか、いろいろ業種が分かれて入っておりますけれども、これからは、そうしたITを利用したスマート農業に移行していくと私は思っております。ぜひとも研究施設を備えた、最新設備の研究施設を設置を取り入れていただきたいと考えております。新富町の農業は、全国的にも世界中にも注目されるような農業形態を目指せる、熱い思いを込めた設立をお願いをしたいと思っております。町長、これは返答は要りませんから、ひとつお願いしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。……………………………………………………………………………… ○議長(永友繁喜君) ここで暫時休憩いたします。10時45分から再開いたします。午前10時33分休憩………………………………………………………………………………午前10時44分再開 ○議長(永友繁喜君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 9番、阿萬誠郎議員の質問を許します。阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 皆さん、こんにちは。さきの通告により質問をいたします。 まず、猿ケ瀬川河川改修に伴う公共施設の移転計画についてであります。 まず、新田支所のこれまでの変遷について。 2つ目に、移転対象施設の一体的建設方針をなぜ変えられたのか、その事由について。 3つ目に、対象施設移転計画への新田地域住民の意見集約反映の状況について。 4つ目に、新公共施設の概要と運用開始までのスケジュールについて伺います。 次に、政策空家の成法寺住宅を遂行いただきました。御移転されました皆様の御理解に改めて感謝申し上げます。 まず、成法寺住宅の解体撤去工事の進捗状況について。 2つ目に、成法寺住宅跡地の総合的な排水対策について。 3つ目に、成法寺住宅跡地の土地有効活用について今後の方針はあるのか。 4つ目に、公営住宅等長寿命化計画において優先的な用途廃止と判定された団地別に移転契約を遂行できるのか伺います。 次に、国道10号新富バイパス並びにスマートインターチェンジは、本町のまちづくりを進める上で欠かすことのできないアクセスルートであり、渋滞緩和や災害時の代替として交通の利便性向上が期待され、早期の事業化が望まれます。 まず、国道10号三納代地区事業中区間約700メーターの事業進捗状況について。 2つ目に、スマートインターチェンジの事業進捗状況について。 3つ目に、まちづくり事業関連においても、交流促進施設に位置づけられております温泉健康センターでありますが、この温泉センターパイプラインの維持管理の現状と今後の方針について伺います。 次に、高齢者に加え、子どもたちにかかるインフルエンザ予防接種費用は、その世帯の家計にとって大きな負担であります。重症化しない備えとして、インフルエンザの予防を徹底することは、ウイルス流行による集団感染を出さないための防止策であり、引き続きできる対策を徹底しなければなりません。本町におけるインフルエンザ予防接種の実施状況について。 2つ目に、各小・中学校におけるインフルエンザ予防対策の現状を伺います。 3つ目に、医療的ケア児は、感染症にかかると重症化しやすく、命に関わることから、日常的に感染予防に細心の注意を払っておられますが、今回の事態を受けて、定期的な受診等が難しいことから、その現状に危機感を募らされております。医療的ケアが必要な児童へのコロナ感染症対策の支援状況について伺います。 以上、壇上からの質問です。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) それでは、阿萬議員の御質問にお答えをいたします。 新田支所のこれまでの変遷についてでございますが、昭和34年3月31日に旧富田村と旧新田村が合併をして新富町となり、現在、新田支所2名体制で行政事務を行っているところでございます。 次に、一体的建設方針を変えた事由についてでございますが、郵便局への委託を検討をしてまいりましたが、意見交換等、協議を進めていく中で、支所及び公民館を含む一体的な建設が望ましいとの結論になり、当初計画のとおり一体的建設で検討をしてまいります。 次に、施設の移転計画への地域住民への意見集約反映の状況についてでございますが、平成29年度、無作為抽出により約200名に対してアンケート調査を行い、その結果を十分に踏まえて適地選定を行っておりますので、新田地区住民の意見等が反映されているものと認識をしております。 次に、新公共施設の概要といたしましては、現在の新田公民館施設に交流ホールと多目的トイレ、コンビニエンスストアとコインランドリーを加え、新田支所につきましても一体的な建設で考えております。 今後のスケジュールといたしまして、令和2年度に実施設計変更及び外構工事設計、令和3年度に建築工事及び外構工事、建設予定地の南側に駐車場と多目的広場の整備、令和4年度に供用開始及び旧新田公民館及び旧新田支所の解体工事となっております。 次に、公営住宅、政策空家住宅についてでございます。 成法寺住宅につきましては、これまでに32棟のうち18棟の解体撤去を行ったところであります。残り14棟につきましても、財源を確保した上で、計画的に解体撤去を行っていく予定であります。 成法寺住宅跡地の排水対策についてですが、跡地を有効活用をしていく上で、排水整備は喫緊の課題であると認識をしております。最小の経費で最大の効果を上げるよう調査、研究をしてまいります。 今後の跡地利活用についての方針につきましては、地域の皆様の御意見を伺いながら、新田地区の活性化につながるような利用を検討していきたいと考えております。 また、公営住宅等長寿命化計画において、優先的な用途廃止と判断された住宅につきましては、居住者の理解と協力を得ながら進めることが重要だと考えております。本町の実情を踏まえながら調査、検討を行い、計画的に進めてまいりたいと考えております。 次に、暮らし・環境行政についてでございます。 国道10号新富バイパスにつきましては、毎年、国土交通省に要望活動を実施しており、あわせて宮崎河川国道事務所との協議等も重ね、情報共有を図っているところであります。 新富スマートインター(仮称)につきましては、令和元年9月27日に国の準備段階調査箇所に決定をされ、令和元年11月8日に第1回目の新富スマートインター準備会を開催をしたところであります。 今後も周辺地域の利便性や地域安全、安心の確保、地域経済の活性化が期待されることから、早期事業化に向けて準備会を重ねてまいります。 次に、温泉のパイプラインの維持管理の現状と今後の方針についてお答えをいたします。 温泉パイプラインに関しましては、保安管理者として株式会社ミンガスと契約をし、定期的な点検を行っており、その際に修繕の必要性が判明した場合は、適宜改修を行っております。 今後につきましては、継続して適切な維持管理を行うことはもちろん、計画的な改修に努めてまいります。 次に、健康・福祉問題に関する御質問にお答えをいたします。 まず、インフルエンザ予防接種の実施状況についてですが、予防接種法に基づいた定期接種の対象となっている高齢者に、摂取費用の一部を助成し実施をしています。昨年度は、5,298人の対象者のうち3,164人の方がインフルエンザ予防接種を受けており、近年の接種率は約6割程度で推移をしております。 次に、医療的ケア児への新型コロナ感染症対策の支援状況についてお答えをいたします。 新型コロナウイルス感染症に係る医療的ケアを必要とする児童への対応につきましては、国が示しております新型コロナウイルス感染症対策の基本方針等に基づき、取組を行っているところでございます。 医療的ケア児は、基礎疾患を有し、重症化するおそれも高いことから、事業所等にも感染症防止対策を徹底するとともに、できる限り子どもの様子を丁寧に観察し、早期発見、早期対応に努めるよう周知がなされております。 障害児通所支援サービスの支給量の決定につきましても、地域のサービス供給体制を考慮しつつ、事態の緊急性に鑑みて柔軟に対応を行うよう通知が届いております。 本町独自の支援といたしましては、事業所等を通じてマスクの配布や、経済的な緊急支援として手当の一部支給を考えているところでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(永友繁喜君) 教育長。 ◎教育長(別府宗光君) 阿萬議員の質問にお答えいたします。 小・中学校におけるインフルエンザ予防対策としては、例年冬季の流行期を控えた11月頃から、マスクの着用やうがい手洗いの徹底、休み時間の換気等の指導強化等を実践し、ほけんだより等を通じて保護者にも家庭における注意喚起を行っています。今般の新型コロナウイルス感染防止対策と同様の取組を、インフルエンザ予防としてこれまでも行ってきたところです。 以上、お答えといたします。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) まず、新田支所等の公共施設ということでございますが、先日の答弁等も含めまして、改めて新田支所は新田地域に外せないというのを再確認したところでございますけれども、一体的に進めるということでございますので、その辺はよろしくお願いしたいと思いますが、また、アンケート調査ということで実施をされております。この内容について、恐らく公民館の建設の適地だったり、場所があったんだろうと。それから、この新公民館に望まれる機能とか設備、そういのがあったんだろうと。それの集約、結果をそれぞれ教えてください。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 担当課に答弁をさせます。 ○議長(永友繁喜君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(齊藤隆文君) それでは、阿萬議員の質問にお答えしたいと思います。 平成30年3月の選定アンケートは、大きく3つの柱、公民館利用、新公民館の設備、公民館事業に分かれております。その中で、新公民館の整備ということの中で、公民館の建設用地として望ましいと思われる場所という設問がございました。その中の結果を御報告いたします。 「駐車場などが十分に整備された広い場所」というのが33.1%、「そのほかの公共施設との連携がよい場所」29.9%となっております。以下、「自動車などのアクセスが容易な場所」「徒歩でのアクセスが容易な場所」「公共交通でのアクセスが容易な場所」の順となっております。 その次なんですけども、新公民館に望まれる機能の設備ということなんですけども、その中で、新公民館に望まれる施設設備という設問がございましたので、その結果につきましても御報告をいたします。 まず、望まれる設備の1番なんですが、「コミュニティスペースとなるロビー空間」35.6%、2番目に、「既存の施設で十分」というところで28.7%、以下、「文化・芸能を丹念する多目的室」「母と乳児のための施設、授乳室等」ということになっております。その次は「その他」という順になっております。 以上、御報告いたします。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 分かりました。アンケートにはない、いろんな要望もあっているんじゃないかなと思うんですね。従来からの住民活動だったり、地域の方たちがいろんな活動をされていたと思うんですけれども、そういう要望のあった分についても、できるだけ施設内に反映できるようにお願いをしておきたいと思います。 それから、大事にしなければいけないのは、今から地域を背負う次世代、30代、40代の方たちの意見も大事にしていかなければいけないと考えますが、今回できる新施設につきましても、そういったものが反映できるような、増設可能な、そういった施設仕様がもしできるのであれば、考慮していただきたいと思うところでございます。 あと、心配しております防災対策でありますが、水防法の改正ということだったと思いますが、ハザードマップの見直しで、自治体周辺が浸水区域ということになりました。恐らく30から40センチぐらいの浸水区域ということになったんだろうと思います。そうしますと、避難施設としての自治体であったり、公共施設ね、周辺の。施設としての位置づけはどうなるのか、それから、今回新設備に施される減災対策は、どのような工事内容なのか伺いたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(齊藤隆文君) それでは、阿萬議員の質問にお答えしたいと思います。 避難施設としての位置づけなんですけども、浸水区域に当たるということから、新しい施設については、避難所としては厳しいものじゃないかと思われます。 また、対策工事につきましては、浸水しない高さまで建物をかさ上げして建設する予定としております。 以上、お答えといたします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 補足をさせていただきます。 もちろん検討をしなきゃいけない部分がございます。豪雨・台風災害等で洪水の危険性がある、浸水の危険性がある場合は避難所に使えないんですけども、例えば、がけ崩れ等々だったり、地震で津波のおそれがない、浸水のおそれがない場合については、機能が十分にありますので、例えば、コンビニがあると、多目的ホールがあるというような、いろんな機能を有していますので、そこは避難所として活用ができるというふうに思いますので、そういった災害に合わせた避難所というのも重要でしょうから、そこは検討をしていく必要があろうかなというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) そういうことで、大体洪水となると、地域は、この周辺、新田の環境整備ということになりますと、どうしても流末がないということで、それがネックになっておりました。今もそうですけども、河川未整備がネックということで、大雨に浸かるんだという、そういったイメージがなかなか払拭できないんであります。現在、猿ケ瀬も仮断面ということでございますから、なかなか進まない状況の中で、現在進行形の中で河川の本設工事は計画どおり、計画年度がありますよということ。それから、今、放流口ですね。下流にありますけれども、これもまだ未完成という状態。そして、既設の樋門を利用した、浸水緩和をするために排水ポンプ設置してという計画等もあると聞いておりますけれども、こういった計画があるわけなんですが、具体的にはなかなか、地域には情報不足という現実があるわけであります。ですから、もしこういった施設、本工事であったり、未整備の部分がいつの日か完成するだろうと思うんですよね。そうしたときに、先ほどのハザードマップでありますけれども、こういった関連事業が関連すれば、改めて緩和されて、ハザードマップの見直しの可能性はあるのかないのか、見解を伺いたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) もちろん猿ケ瀬川の河川改修及び流末排水のポンプ等々で、内水面の水位が下がるということがあれば、今後そういった整備を、そのために整備を進めていくわけですから、これが浸水地域から外れるという可能性はあるというふうに認識をしております。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) そうですね。やっぱりそういうなのがなかなか見えないんで、不安になるわけですよね。 また、関連事業のスケジュール等もあるわけでありますけれども、以前から言っておりますけど、麓橋の付替だったり、あと交差点改修とか、なかなか目に見えないということですね。 まず、何といいますかね、先ほどアンケートでありましたが、徒歩とか公共交通のアクセスがいいとことか、そういうことが今要望があっているわけでありますので、なかなか来ない事業を、その事業を含めて、まず西体周辺ですね。もうちょっとやることがあるんじゃないかなと私は思うんであります。例えば、西体前の町道10号ですね。調査設計がまだなされていないということで、これも早急にやったらどうかということですね。それから、西体の出入口です。いろいろ事情あったんでしょうけど、植木、それから門壁、非常に見通しが悪いと思います。特に雨天時等、資源物の回収場所でもあるわけですけども、私は本当に危ないなと感じているところであります。また、地元からテニス関係者ですかね、コートのナイター照明とか、いろんな要望が出ているんだろうと思うんです。ですから、こういったものを整備して、早くここに新田の、何といいますかね、コミュニティの一つのモデル空間を集約しようとするのであれば、そういったことに早急に手をつけていくという、そういった予算措置、先行的投資ができることから、計画だったり事業化というのが見える形でできないものか伺いたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 当然新田コミュニティの機能を高めようということで、この公民館の移転も一つだというふうに考えています。その中で、コンビニを造ったり、併設をしたり、あとは、多目的広場を横に併設をしたり、さらに西体育館だったり、テニスコートの利用を促進するために、やはり集約をしていこうということで、今回の計画も一環として出させていただいていますので、そこはしっかり、道路だったりアクセスの面も含めて、しっかり考えていかなきゃいけない案件だというふうには思います。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) やっぱりちょっと場所的に、どうしても今の現状を考えたときに、道もちょっと不便を感じるんで、そういうとこからちょっときれいにしていけば、地元も私は盛り上がるんじゃないかなと思っております。 一つ要望しておきますけど、この施設の前の町道でありますけれども、横断歩道等もあります。新しく事業をするときか、それ以前かちょっと分かりませんが、道路改良のときにも、これは減速効果の高い、今、立体的路面表示ちゅうのがあります。イメージハンプと呼ばれるものになりますけど、これをここで要望しておきたいと思います。いろんなカーブで徐行とか、そういう、あと手直しがないように、別の形で造っていただきたいと要望しておきます。 次に、成法寺住宅であります。残り解体工事を計画的に対応していただきたいと思っておりますけども、ここで蓄積されましたノウハウが、執行部にはあろうかと思います。次に生かすということで、これはちょっと後で述べさせていただきますが、排水対策であります、総合的な。用途廃止という、イコール、何を造るにしても、そういった排水系統は、もう整備しておかなければいけなかったんじゃないかなという印象があります。今からの調査、検収ではちょっと遅過ぎるという印象が大変持っておりますが、この調査、測量等の予算措置、これは急いでやらなければいけないんでしょうけども、今の状況でございますが、今年度、この計上はできるのか伺いたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 都市建設課長。 ◎都市建設課長(甲斐雅啓君) 排水整備についてでございますが、排水経路及び断面等の検討が必要になってくると思われます。また、関係箇所との協議に不測の時間を当然要することになることから、調査費については、今年度の補正予算の対応は厳しいものだと考えております。今後の、あと、事業も含めて検討してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 今年度の予算計上は厳しいということは、ちょっと無理だということで理解してよろしいんでしょうね。緊急的ではないものの、やっぱり計画的に、やっぱり予算どおりということになろうかと思いますが、その辺をお願いしたいと。 あと、跡地活用であります。これにつきましては、28年12月に質問等で提案しておりますけれども、仮称でありましたが、成法寺地域をつくる検討会、時期早々ということで、そのままになっております。その後、新田地区区長会から、多目的運動広場だったり、そういうものの要望書が上がったということでございますが、基本、町の計画は、宅地化、公園広場ということが明記ありますので、このことについては、今、現況は大分変わりつつあります。県道から北側の住宅隣地の空き地、空き家ですね。空き家は今もうなくなっております。非常に保育園等、環境がよくなってきたということでございますので、改めて、仮称でありますが、この跡地活用の検討会ですね。これを立ち上げてほしいということを要望したいと思いますが、伺います。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) もちろん検討会というのは、どの段階かでは必要になってこようかというふうに思います。住民の皆さんの意見をしっかり聞いていくということで。ただ、最初の段階で検討会をつくってしまうと、じゃあ、それが実現性があるものかとか、行政的にそれが可能なのかということをきっちり判断をするということをしなきゃいけなくなるので、基本的には、ある程度の計画をつくった後に、検討会を立ち上げてもらって、また、そこをしっかりもんでもらうというような形のほうが、スムーズに事業進捗ができるんじゃないかなというふうには思いますので、検討会の立ち上げについては否定をするものではありませんけども、まず順番的には、町としてある程度の計画づくりをして、お示しをするということが先決になろうかというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 分かりました。うまくやっていただきたいと思います。もし検討会立ち上げる場合は、私は、そのメンバーには議員は不要と考えております。一人でも多くの地域に詳しい方を参画していただいて、いいものを練り上げていただきたいということを要望しておきます。 あと、この跡地活用のちょっとイメージ的なものを述べさせていただきますが、やっぱり西体育館との集客とかいろいろありますが、差別化を図らないといけないだろうと思っております。ここは唯一宅地になるということで、よりよい宅地化ということを進めていただきたいなと考えておりますけれども、また、今回のコロナの影響ということで、子どもも大人も運動不足、スクリーンタイムが増加したということで、あまりよくない。できたら全世代が遊べるようなアスレチック広場、こういったもので、体力、知力、そして人づくりを、何ですかね、提供できるような場所ですね。それから、事態が終息に向かえば、地域貢献を兼ね備えるということで、新田地区保育園児の合同運動会とか、そういった会場。あと、花見ですね。堤防の桜は、もう期待できません。ここに桜の植栽でもしていただいたらと思っております。シルバーセンターの公益事業ということで、あと、管理委託ということですね。あと、雨天に備えて、人工芝の簡易的なスペースでもあればいいなと。屋根つきのですね。問題の駐車場は、県道横断は危のうございますので、隣接の町道を縦断的に確保すれば十分かなと思っております。こういった宅地エリアを中心に、コミュニティづくりをしていただきたいなと思っております。 こんなときになんですが、私の議員としてのライフワークでありますので、仮称を言います。ここではリノベーションタウン成法寺ということで提案させていただきたいと思いますが、リノベーションタウン成法寺であります。 しかし、最終的なクリエーターは町長でありますので、初めはこんな感じでスタートすればいいんじゃないかというような思い描くものがありましたら、将来像お持ちでしたら、ちょっとお伺いしたいと思いますが。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 公民館移転に関してもですけども、新田の中心部が利便性が少しでも高くなっていくと、成法寺というのは大変魅力のある宅地になっていくんだろうなというふうに思います。そういった中で、住環境をどうやって整えてあげるかとか、あとは、利便性をどう高めてあげるかということをしっかり検討をしていきたいと思います。それと、やはり子育てしやすいよという環境をしっかりつくっていくことも重要、新しい世代をしっかり入れていくということが重要でしょうから、そういった新田をいずれ担ってくれる人たちが、やっぱり帰ってきて、新田で家を建てようと思ってもらえるような地域にしていきたいというふうには思います。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) よろしくお願いしたいと思います。企画力のある外部のアドバイザーも必要になるかもしれませんけども、その辺は検討をいただきたいと思いますが。 次に、政策空家、簡平住宅でありますが、結論から言いますと、新麓住宅、これを計画遂行できないかと思います。現住者が3世帯はないのかなと思いますが、もちろん理解を得ながらということになりますが、環境衛生的にも現地を見ますと、あまりよくないということです。子どもたちのテニスコートも隣接しておりますので、最近、ナンバーなしの車も放置してあります。用途廃止は、新麓住宅を進めていただきたいと私は考えますが、町の考えを伺います。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 新富町の長期公共住宅のストック計画の中では、もう用途廃止になっている住宅は何戸か、用途廃止になっていないといけない住宅は何戸かほかにもございます。ただ、住まわれている方がいらっしゃいますので、そこをしっかりまずは協議をしながら、適地を選定をしていくと、計画を進めてまいるということにしていきたいというふうに思います。やはり災害が起こったときだったり、住宅の耐久性だったりということで心配があるところもございますので、じゃあ長寿命化をしていくのか、それとも、用途廃止をして壊すほうがいいのかというのも、もう一度検討をしていく必要があろうかというふうには思います。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 無理のないという計画でお願いしたいと思います。 あと、国道10号でございますけれども、昨日答弁された、まあ関連でもあります、ちょっと町長がおっしゃいましたが、元年の6月17日に県の河川道路事務所が説明に来ました。バイパスの説明がありました。事業説明が。まだまだかなということでございますが、ここに来て、テゲバスタジアム建設が予定よりずれ込むということになっておりますが、いずれにせよ、まちづくり事業では南北エリア、これの進める上では、やっぱり北の玄関口でありますので、実現に向けて頑張ってほしいと思うんですけども、全路線700メーター一括予算要求の可能性、あるいは現状での、まあこういう時期でありますので、予算的動きをどう町長見ておられるか伺いたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 今年度、国交省において、国道10号新富バイパスの予算が約1,000万円、調査費としてついています。あくまでも調査ということで、本当に実行する必要があるのかどうかという調査段階ということで調査をしています。その中で要望をしていますのは、やはり一括して延伸までお願いしますと。岩脇交差点ですね。児湯養鶏さんがある信号がありますんで、あそこまでのバイパスの拡幅を一括してお願いをして、交差点改良等も含めてお願いをしているところなんですけども、コロナの状況等でなかなか要望活動だったり、話ができないという状況がございましたので、今後しっかり要望等を進めていきながら、事業進捗が図れるように努力をしていきたいというふうには思います。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 推進をぜひお願いしたいと思います。 あと、温泉のパイプラインでありますけれども、国道の横断部があったと思います。この国道工事が来たときに、温泉のパイプライン、そんなに深い埋設ではなかったと感じますけれども、支障はないのか伺いたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 都市建設課長。 ◎都市建設課長(甲斐雅啓君) 国道の工事につきましては、大規模な工事が予想されますので、当然埋設物の敷設替等が必要になってくるものだと思われます。 以上でございます。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) あと、温泉管理については、後で触れたいと思います。 次に、スマートインターチェンジでありますけれども、町内循環のイベントを定着させるのがポイントかなと。新田原古墳群ですね。こういったものを。これにやっぱり地域の詳しい方、そして、商工会の若い人たちプラスこゆ財団、よそ者のこゆですね。この連携が最も重要ではないかと考えておりますが、そこで通年型のいろんな集客プランを練り上げていくということですね。また、最近、地域には、おいしいお惣菜屋さん、そして、味どころもあるようでございます。町としては、やっぱり総合戦略、これが掲げておりますが、基本目標、この2の文化・飲食ビジネスにつなげていくということだと思います。町も事業化に先駆けて、宮崎の河川国道事務所に町職員を派遣されております。いろいろと連絡が密になっているんじゃないかと思いますけれども、今後、開通に向けた直近のスケジュールと、また町の費用負担の概要について、それぞれ伺いたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 詳細は担当に答弁をさせますけど、先ほどの質問の中で、国道10号に埋設ではなくて、パイプラインで橋、橋梁を利用して渡してあるということですかね。 ◆議員(阿萬誠郎君) 10号線の橋梁に温泉のパイプラインはどのように通っているのかの確認です。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 暗渠。暗渠です。そういうことでございます。 ○議長(永友繁喜君) 都市建設課長。 ◎都市建設課長(甲斐雅啓君) スマートインターについてでございますが、現在、設置位置、構造について、準備会の中で関係機関と協議を重ね検討中でございます。また、今後は位置、構造の決定がなされ、費用負担が明確となってきます。準備会を経て、地区協議会と進めていく予定でございます。 町の費用負担につきましては、町の負担軽減のため、様々な交付金を活用をしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 先ほどの10号と一緒で、やっぱり計画の停滞ですね。これが心配されますので、一緒にいろんな情報をかき集めて推進していっていただきたいと考えます。 また、参考までに、スマートインターチェンジにはどんなタイプというか、型ですね。これがあるのか。そしてまた、本町の採用予定とか、どんな形を採用されるのか、もし分かれば伺いたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 都市建設課長。 ◎都市建設課長(甲斐雅啓君) まず、新富スマートインターのような本線直結型には、一般的に6形式がございます。このうち、当該スマートインターの立地条件や、高速道路本線との周辺接続道路形状を加味しますと、ダイヤモンド型、平面Y型、完全クローバー型、トランペット型の4形式が抽出されます。今回の構造につきましては、現在、準備会の中で関係機関との協議を重ねているところでございます。 以上でございます。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) そのまんまの形が頭で想像はできたんですけど、ちょっと分かりませんちゅうか、分からんかったんで、ちょっと後で詳しく教えていただけますか、情報を。よろしくお願いします。 あと、ここは、西都の方の要望も強いでございます。聞いたところによりますと、右松、妻、三宅、穂北方面、杉安ということで、経済好転のために早急に進めばいいなと考えているとこでございます。 次に、温泉のパイプラインでありますけれども、産業系施設ということであります。この温泉センターも約30年あまりたっております。パイプラインは約40年ということで、法定耐用年数を超過しております。それから付帯施設、これがバルブ含めて十二、三か所あったと思いますが、設置から現在までの補修履歴でありますが、10万円以上のもので結構でございます。その箇所と修理費をお伺いしたいと思います。それぞれお伺いします。 ○議長(永友繁喜君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長比江島信也君) お答えします。 パイプラインに関しましては、平成26年度、ガス抜き弁の取付けということで53万9,000円、平成29年度に河川の横断のガス抜き弁の修繕ということで30万円、平成30年度に河川横断のパイプラインの足場改修ということで17万3,880円、サン・ルピナス付近の漏水修繕ということで13万6,080円、令和元年度、ガス抜き弁の修繕ということで12万1,000円という修繕を行っております。 以上です。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 主ポンプをおっしゃったですかね。主ポンプ。ポンプをおっしゃったですかね。 ○議長(永友繁喜君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長比江島信也君) 温泉井戸の揚水ポンプに関しましては、平成2年度にポンプの入替で214万4,000円、平成5年にモーター修繕等で619万2,875円、平成14年度に井戸のガス漏れの修繕ということで28万9,500円、平成24年度にポンプ入替ということで164万8,500円となっております。 以上です。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) やはり老朽化しますと、やっぱりそういったコストがかさんでくるということになりますが、老朽化しますと、やっぱりガス漏れが心配であります。それから漏水、漏湯ですね。管理委託で今のとこ問題ないということになっておりますけれども、もし止水バルブが不具合のとき、管路図を見ますと、管もバイパス機能ありません。水道管じゃありませんので。漏湯時は大変ダメージが大きいんじゃないかと思っております。水を止めずにやる、お湯を止めずにやる不断水工事というのもありますけども、これは町内業者では、小さい口径、50ミリだったと記憶をしておりますけれども、また、管種とかサイズによって加工が異なります。そして、耐熱と保温効果の被覆で管も肉厚であります。ですから、おまけに低圧でありますので、漏湯が発見しづらい。たらたら流れているということですね。ですから、今もひょっとして漏湯をしているかもしれません。また、大きいパイ250ミリぐらいになりますと、これはもう特注になります。大手の専門メーカーになりますので、ランニングコストがさらに膨らむということになります。これが予見できると私は考えておりますが、ですから、今のうちに並列ですね。並列配管。ダブル配管といいますけれども、こういった計画の検討を提言しておきたいと思います。これには答弁は要りません。 次に、平成28年度、国からの要請で、公共施設等総合管理計画という策定がなされたものと思いますが、ライフラインではありませんが、この温泉管の適正運用と効率化には、仮称ですけれども、個別の施設計画策定、これが必要ではないかと私は考えますけども、町の考えを伺いたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長比江島信也君) 議員おっしゃられますように、計画的な修繕の計画というのは必要だと認識をしております。今年度から策定にできますように努めてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) あと、先ほどの温泉管の横断ということでありますが、支障となれば暗渠ということでございましたが、いきなり本設はないだろうと。恐らく仮設もあるんだろうと思いますね。本設と変わりませんから、仮設も。こういったことで多額の費用が想定できるわけでありますけれども、今後のまちづくりを進める上で、この温泉センター、どのような配置といいますか、計画といいますか、されるおつもりなのか、展望を伺いたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) これは、私も議員時代に、配管があまりにも遠いと。引っ張っている部分が遠いので、そこをしっかり検討をしなきゃいけないと。温泉の在り方についても、例えば、源泉地に近い場所も可能性があるでしょうし、片や、じゃあパイプラインではなくて、じゃあ車で運んだほうが、温泉の量によるんですけども、コストが安くなったりするんじゃないかということもありますので、もちろん場所も大事な一つでしょうし、今後のランニングコストも重要なことでしょうから、どういった方策で、どういった場所にあるのが一番適当なのかというのは、しっかり検討をしていかなきゃいけないというふうに思っています。 ただ、今回のまちづくりの中でも、やはり温泉を望まれている声はかなり大きいような気がいたしますので、そこはしっかり受け止めながら、検討を重ねていきたいというふうには思います。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 現センターも老朽化しておりますけれども、優先するのは、やっぱり目に見えないパイプラインであります。さらに長寿命化策を進めていただきたいと思います。 あと、インフルエンザでございますけれども、4点伺います。 まず、県内、管内、昨年のインフルエンザの時期、発生状況について。 2つ目に、その年齢別の割合について。 3つ目に、予防接種の接種費用の助成内訳について。 4つ目に、年齢別に予防効果のある接種回数について、それぞれ伺います。
    ○議長(永友繁喜君) いきいき健康課長。 ◎いきいき健康課長(山本茂人君) 御質問にお答えしたいと思います。 インフルエンザの発生状況につきましては、昨年度の発生状況につきましては、11月末頃から流行が見られるようになりまして、昨年12月9日から今年の2月9日にかけてピークを迎えております。その前のシーズンと比較をしますと、2週間程度遅かったというふうに報告がなされております。定点医療機関からの報告書の数を見ますと、最大値となった時期が、宮崎県内では1月20日から1月26日の第4週目に、これが30人というふうに報告がなされております。高鍋保健所管内におきましては、1月27日から2月2日の間の第5週目に14人というのが最大値になっております。 次に、年齢別の割合についてでございます。警報レベルに達しました1月20日から1月26日の第4週の報告書の数を見ますと、1,803人が受診をされておりまして、そのうち5歳未満が約20%、5歳から14歳が約50%、15歳から59歳が約20%、60歳以上が約10%という状況になっております。 次に、インフルエンザ予防接種の費用の内容でございますけれども、児湯郡内の医療機関とその他医療機関で若干費用の差がございますけれども、おおむね接種費用については4,000円程度、そのうちの自己負担額が1,000円程度でございます。 最後に、接種回数についての御質問でございます。接種回数につきましては、13歳未満は2回接種、13歳以上はワクチンの接種による免疫の蓄積があるために、1回接種が望ましいとされております。また、65歳以上の高齢者の方につきましては、ワクチンを1回接種することで重症化予防の効果があることが確認をされております。 以上でございます。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) それでは、高齢者のほうなんですけども、29年度から31年度までの高齢者の接種率ですね。これを教えていただきたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) いきいき健康課長。 ◎いきいき健康課長(山本茂人君) 高齢者の方の予防接種率につきましてお答えしたいと思います。平成29年度が58.2%、平成30年度が58.6%、平成31年度、令和元年度が59.72%という数字になっております。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 平均しますと、大体59%弱ですかね、の接種率ということになるんだろうと思いますが、高齢者の接種率向上をやっぱり図らないといけないだろうと思います。受けられない高齢者の方の主な要因分かればと思いますが、あわせて、今後の対応策ありましたら伺いたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) いきいき健康課長。 ◎いきいき健康課長(山本茂人君) 予防接種を受けられない方の主な要因としましては、自己負担額があるということ、それから、自分はかかりにくいと思われていること、それからまた、接種をしても感染をしてしまうのではないかと思われていることが、主な要因ではないかというふうに考えております。 ただ、今回の新型コロナウイルス感染症が感染拡大したことからも、予防がいかに大事かということが、今回のことで改めて思い知らされたところではあるというふうに考えております。それで、新型コロナにつきましては、まだこれからワクチンが開発をされるということでございますけれども、季節性のインフルエンザにつきましては、ある程度予測がされて、流行前に製造され、供給がなされますので、重症化をしないよう、早めの予防接種を受けていただくように呼びかけをしていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 私も前期高齢者でありますので、予防を受けたいと考えますけれども。 あと、あわせて、子どもたちの接種費用ですね。全国の平均、2018年度でやっぱり、先ほど答弁ありましたが、4,000円弱ということですね。あと、消費税も上がっております。受診料も医療費も、子どもたちの医療費も上がるんじゃないかなと思うんですね。そうしたときに、やはり子どもさん、13歳未満は2回ということの接種、そしてまた、子ども3人の家庭で約2万円ちょっとになるんですかね。そういったことで、ひとり親家庭での負担は大変大きいものになろうかと思いますけれども、しかし、安心して接種を受けていかなければいけないと考えます。例えば、対象者を絞って、子どもから中学3年生までとか、助成額1回につき上限を設けるということを、そしてまた、回数を制限する、そして、申請方式で取り組んでいくというようなことで、本町の11月以降の、先ほどありましたが、11月以降のそういったインフルエンザに備えるという意味で、子どもから小・中学生のインフルエンザの予防接種費、これを何とか助成できないか伺いたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) もちろん新型コロナの影響等も鑑みれば、インフルエンザ予防というのも重要な一つになってくるんだろうなというふうに思いますので、そこは、やはり国、県等がしっかり議論をしなきゃいけない案件だというふうに思います。新富町といたしましては、しっかり予防をしてまいりたいというふうに思いますが、予防接種に関しても、いろんな免疫をする、例えば、ワクチンに関しても、やはりワクチンを打つことによるリスクというのも多少なりあります。そこもきっちり判断をした上でお知らせをしていかなきゃいけないというふうには思いますので、一番は、インフルエンザにかかって重症化して亡くなる可能性が高い、やはり高齢者をとにかく重症化させないためにインフルエンザワクチンを打とうと。なかなか重症化をしにくい、もちろん重症化する割合が低い若年層に関してのワクチン接種は、国がやはり二の足を踏んでいる。もちろん予算的なこともあるでしょうけども、そういった部分は、しっかり国が指針を出すべきだというふうに思っていますので、そういった対策を求めてまいりたいというふうには思います。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) 先ほど答弁ありましたが、コロナのワクチンということですよね。またいろんな治験等が終われば、同様のことになるのかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 それから、医療的ケア児ですね。コロナ対策に危機感があるということで、ちょっとお聞きをしてきました。やっぱり親が感染したら、子どものケア、世話ができなくなるということ。感染リスクが高くなるために、訪問介護、訪問リハビリを頼みにくくなったということですね。それから、主なものだけですが、あと、災害時に避難所へ行けないということですね。子どもの感染リスクが高くなるということでございました。町のほうも広報を出しておりますよね。コロナ感染症を考慮した災害時の避難についてということで、これもお聞きしましたら、私たちは車の中が一番安全ですと。ここにも明記してありますけれども、そのような実態ということになりましたが、こういった課題をまた絞り込んでいかなければいけないということになるんだろうと思います。 また、5月の20日でありましたけども、宮日のプレスに、専決案件でもありましたが、ひとり親世帯、それから難病者ですね。小児慢性特定疾病、これはケア児も含まれます。答弁のありましたとおり、支援策を打ち出されました。手続等、こういった周知徹底をどのように図られるのか。そして、福祉分野は大変広うございます。多岐にわたりますけれども、ガイドブックとまではいかなくても、ある程度の手引書、こういった等の作成の考えはないのか伺いたいと思います。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 全対象者に文書で、こういう手続始めますということでお送りを差し上げました。申請を今受け付けているという状況になります。また、やはり福祉については、申請をしないとなかなか、知っている人しか分からないとか、申請を待っている状態ではなくて、やはり少しでも有利だったり、住民の皆さんに役に立つ助成だったりというのがございますので、そこはしっかりお示しをしていくように、暮らしの便利帳、福祉手帳……、だったですかね。いろんな制度が載っているという冊子を作ってありますので、またそれをしっかり更新をしながら、お知らせをしていきたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 阿萬議員。 ◆議員(阿萬誠郎君) いろんなことを含めまして、御家族の方の弁でありましたけど、今回の町の施策、経済的緊急支援ということで、大変ありがたいということで、お礼を言ってくださいということでございましたので、家族に代わりましてお礼を申し上げたいと思います。 以上で、私の質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(永友繁喜君) ここで暫時休憩いたします。午後は1時から再開いたします。午前11時40分休憩………………………………………………………………………………午後1時00分再開 ○議長(永友繁喜君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 7番、大木俊二議員の質問を許します。大木議員。 ◆議員(大木俊二君) 皆さん、こんにちは。本日最後の一般質問をさせていただく大木でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた方に心から御冥福をお祈りいたします。また、感染された方にお見舞い申し上げます。一日も早く新型コロナが終息して、日本や世界が元の経済状況を取り戻せるように祈るところでございます。そして、1年延期された東京オリンピックが実現できるように、心から期待しております。 さて、さきに通告しております一般質問は3つでございます。 まず初めに、まちづくりについて質問いたします。テゲバジャーロ宮崎スタジアム建設中断について、そして、温泉センターの更新についてでございます。 2つ目は、有害鳥獣対策について。私の新田新町はもとより、ほかの地区でも被害が出ているとの報告があり、今回の質問としました。まずは、本町での有害鳥獣被害状況について、そして、今後の対策についてお伺いいたします。 最後に、高齢者の免許証返納についてでございます。まずは、免許返納者の状況について。次に、免許返納者に対する支援についてお伺いいたします。 以上、壇上からの質問といたします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 大木議員の御質問にお答えをいたします。 テゲバジャーロ宮崎のスタジアム建設については、吉田憲市議員の御質問に答弁のとおりでございます。今後8月頃まで工事が進み、その後、一時中断することになりますが、オーナー企業と協議を重ねていく予定でございます。 温泉センターにつきましては、築30年以上経過をしており、老朽化も課題になっております。更新も含め、今後検討を進めてまいりたいと思います。 次に、本町の有害鳥獣被害状況についてお答えをいたします。 新富町においては、令和元年度のイノシシ、猿等の農作物の被害といたしまして、サツマイモ、スイートコーン等を含め262アールの被害となっております。猿につきましては、これまで50頭程度の2つの群れにより、広範囲において農産物の被害がありましたが、協議会の追い払いや捕獲により頭数は減少をし、現在は、一部のエリアでの被害は縮小傾向にあります。 次に、今後の対応策として、現在、町民からの連絡を受け、協議会の各班が出動し、見回り、捕獲を実施しております。今後も定期的な見回りを実施し、連携を密に取ることで被害縮小に努めてまいります。 次に、高齢者の免許証返納についてお答えをいたします。 免許証返納者につきましては、令和元年の実績で、63名の方が免許返納に至ったと伺っております。 免許証返納者に対する支援につきましては、自主返納者の方へのコミュニティバス回数券100回分とタクシーの初乗り券15回分の助成を行っております。 以上、お答えといたします。 ○議長(永友繁喜君) 大木議員。 ◆議員(大木俊二君) まずは、テゲバジャーロ宮崎の中止の件について質問ですが、今回のコロナによるオーナー企業の売上不振ということで判断されたわけですが、実質的に今後の見通しについて、ちょっと相当、私も含めてですが、周りからも大丈夫かという声が聞きますが、見通しについて難しいと思うんですが、そこのところが分かれば、また教えてください。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 現在が進行形のある状態です。コロナの影響というのが経済的に進行形である以上、しっかり見守る必要があるなというふうに思いますし、そこに対して何ができるか協議をしていく必要があるかというふうには思います。 ◆議員(大木俊二君) 8番。(「7じゃね。7番」と呼ぶ者あり)ごめんなさい。間違えた。7番。 ○議長(永友繁喜君) 大木議員。 ◆議員(大木俊二君) すいません。何か一つごめんなさいね。緊張のあまり7番と8番と……。 このテゲバジャーロのもちろんオーナー企業ですが、経営の仕方が、例えば、インターネットであったり、空港での販売であったりとか、商品的には相当いい価値があるなとは思っているんですけど、何せこういうコロナの影響が一番大きく左右する販売会社かなと思われています。そうしたときに、最低二、三年はかかると思われるんですが、そうなると、選手のモチベーションが下がったり、選手がほかのチームへの移籍を含めて、ますます厳しい状況が続くと思われますが、その点についてはどうでしょうか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 選手、チームに対してもそうなんでしょうけども、この100年に一度と言われる大変厳しい状況の中で、どう支援ができるかということをしっかり考えていかないと、やはりモチベーションも下がるでしょうし、まだ、再開が7月19日ということになろうかというふうに思いますけども、現状まだサッカーもできていないという状況にありますので、そこをしっかりサポートをしていく、そして、やはり当初の目的である新富町からJチームをつくるということの目的は変わっていませんので、そこをしっかり考えながら応援をしてまいりたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 大木議員。 ◆議員(大木俊二君) 今、聞こうとしたんですが、Jリーグの開始は、始まるのってもう7月19日聞きましたので、これはもう割愛させていただきます。 試合数はどうなるんでしょうかね。お聞きします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 15試合だそうです。 ○議長(永友繁喜君) 大木議員。 ◆議員(大木俊二君) 先ほどの経営改善も含めてですけど、私が聞いた話の中でちょっと言いますと、今回は15試合ですので、試合数は半分ということになるでしょうけれども、通常の年間通しての遠征費などを含めた選手の年俸以外のところの費用が約1億円かかるということで聞いております。半分になるとしても、5,000万円かかりますね。そういったことも含めて、やっぱり厳しい状況が続くと思われますが、困難も含めて、やっぱり私自身も実際のところは、J3に上がってもらって、新富町が活性化する、応援団の一員として考えています。 ただ、ちょっと今後のことを考えますと、やはり一番私が懸念するのが、オーナー企業がもう駄目でしたということになるのが、一番恐れているとこでございます。もしそうなることも予想されますが、そうなってからの判断でしょうか。それとも、その前にある程度もう状況が分かれば、そのときに考えられるんでしょうか。その辺、ちょっと、についてお願いします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) まずは、もしものことがないようにしっかり応援をしていく、状況を把握していくということが重要かというふうに思います。もちろん町内企業ではございませんので、直接的な支援ということよりも、側面的な何か支援ができないかということを考えております。もしものことがあったら、そのときにきっちり考えていくことも重要でしょうし、今後いろんな状況が予想をされる中で、どのような方策が取れるかという検討は必要だというふうには思っていますので、様々な方策で検討をしていきたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 大木議員。 ◆議員(大木俊二君) 私も、コロナがある程度終息しないと、なかなか難しい問題であると思います。ある程度のもう、通常の生活が戻るちゅうのは、やっぱりちょっと時間はかかると思いますが、コロナがある程度終息した後には、やはり新富町だけでなくて、県を挙げての初めての取組のJリーグに挑むわけですので、県とか宮崎市を含めて、やはり町内はもとよりですけど、そういったところまでいろんな応援を頼まないと、なかなかちょっと厳しいかなと思われるんですが、その点についての何かお考えがあれば教えてください。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) ありがとうございます。当然そのように、県、宮崎県内を1チームでしっかり頑張れるということで、県民球団になるということをしっかり目標にして、積極的にPR等もお手伝いをしながら対応していきたいというふうには思います。 ○議長(永友繁喜君) 大木議員。 ◆議員(大木俊二君) 私も応援団の一人として、いろんなところで応援できるように頑張ってやっていきたいと思っております。 それから、スタジアムが完成してからのことですが、ユニリーバさんがネーミングとか、そういうことでやっていますけれども、その影響については、全く今回のやつは関係ないのかちゅう、その点をお聞きします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) スタジアムが完成した後のネーミングライツということでお約束を差し上げています。建設が遅れているということについては、御説明を申し上げるということになろうかというふうに思いますけども、あくまでも実際は連携協定というのが発行をして、連携は始まっているんですけども、ネーミングライツに関しては、スタジアムが完成した後にネーミングということになろうかというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 大木議員。 ◆議員(大木俊二君) ありがとうございます。少し安心いたしました。テゲバジャーロに関してですが、いろんなグッズとか、シャツとかグッズとかいろいろありますけど、私もTシャツ1枚買ったわけですけど、やはり例えば、ある程度盛り上げるためには、庁舎内で一日、例えば、何曜日はもうみんなTシャツ着るとか、そういったことも考えてみてはどうかなと。これはもう提案です。我々の議会もみんなTシャツで、例えば、全員協議会のときはこのTシャツ着るぞとか、何かそんなのも今後提案していきたいと思いますので、そういったもんも含めてよろしくお願いいたします。この点については、これで終わります。 次に、温泉センターについてですが、昨年の売上ちゅうのが、なかなかまだ難しいとは思うんですが、直近で昨年と比較できるような判断があれば教えていただけますか。 ○議長(永友繁喜君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長比江島信也君) お答えをいたします。 入場者数で比較をさせていただきたいと思います。平成31年の3月が月間1万1,588人に対しまして、令和2年の3月が1万2,778人でした。前年比の1,190人の増という状況でした。平成31年の4月になりますと、平成31年の4月が1万812人、令和2年の4月が7,143人、前年比で3,669人の減。平成31年の5月が1万559人だったのに対しまして、今年の5月が5,794人ということで、前年比5,065人の減というような状況になっております。 以上です。 ○議長(永友繁喜君) 大木議員。 ◆議員(大木俊二君) やはり3月はさほどコロナの影響はなくて、10%ほど伸びていますが、4月、5月になると、やっぱりコロナの影響ないし感染の関係で休んだりとか、休館されるとか、そういったのも相当影響していると思います。先ほどテゲバジャーロの件でも話しましたが、テゲバジャーロ宮崎が昇格するのが何年か先になるか分からないというのがありますので、今後のまちづくりの構想の中に、町長の頭の中にあると思うんですが、温泉センターあたりが、温泉センターを取り巻く環境施設として、レストラン、それから宿泊所、道の駅などを集客できるまちづくりとしてやっていただけたらなと思っているとこでございます。 また、先ほど阿萬議員のとこでも出ましたけど、温泉のもっと良い設置になれば、お湯を運んで、そこで何といいますか、設備的なところも含めて安価にできるのであれば、そういったのを含めて検討をいただきたいなと思っているところです。そういった構想の中で、同じような構想があるのかどうかをお聞きします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 構想については、現在協議等々を進めながら、できる限り早く議会の皆さんにもお示しをしていきたいというふうに考えているところなんですけども、基本的には、集客施設等々も考えながら、もちろん農業利用、いろんな方面で本当に場所で何が適しているのかということを考えること、そして、やはりコスト面を考えていかなければいけないというふうに思っていますので、最小のコストで最大の効果を上げていくということを目標に検討をしていきたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 大木議員。 ◆議員(大木俊二君) 先ほどのちょっと温泉のことになりますけど、令和元年度の温泉センターの集客はどれぐらいあったか、教えていただけますか。 ○議長(永友繁喜君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長比江島信也君) 昨年度、令和元年度につきましては、年間で12万9,852人ということで、年々ここ近年、増加傾向にあったというところではありました。今回コロナの、先ほどお話したような影響があったというとこです。 以上です。 ○議長(永友繁喜君) 大木議員。 ◆議員(大木俊二君) 約13万人、一年間で来られているということですので、テゲバジャーロが仮に2,000人掛けるホームが15試合とすると3万人なんですよね。ですから、温泉がもたらす新富町への経済効果が大分あると思うんですよね。ですから、そういったのを含めて、また、先ほど言いました道の駅につきましては、そこのJAの直売所とかありますので、そういったのも十分考慮されて、やはり相当な集客能力ができるにぎわいの新富町を計画していただきたいと思っているとこでございます。 その中で、私が提案したいのは、そこの集客のにぎわいの場所の中に、季節の花を植えていただいて、四季折々の花があると、やはりこれは、もちろんテレビなどのそういったPRも要るでしょうけれども、やはり花があったりすると、みんなちょっと寄ってみようかなとかいうようなことも、といいますのは、やはり私がたまに西都原とか行くんですけど、やっぱり桜の時期とか、菜の花の時期とか、秋はコスモス、物すごくやっぱりお客さんがいるんですね。やっぱり花があるとこには、皆さん、やはり行ってから、そこで弁当を広げて食べたりとか、家族ぐるみで行ったりとかあるんですよ。我々の新田新町も、今年はなかったんですが、70代を中心に花見しに西都原行ったりとか、そういうこともやっております。やっぱり花のあるとこには、やっぱり人が集まるんじゃないでしょうけど、そういった四季の花を植えてもらったりとか、それとか、桜の花を周りに植えていただいて、4月には花見もできるぞというふうなことも、ぜひぜひ計画の中には入れてほしいなと思うところでございます。これは今後の構想の中にあるでしょうから、今こうしろとかいうことやないんですけれども、そこ辺の施設の関係で、花とかいうのは計画の中に取り組んでもらいたいと思うんですけど、その辺はどうでしょうか。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 重要な視点だというふうに思います。現在、今、日本でも都市部だったりは、緑をしっかり都市空間の中に入れていこうという法律等もできまして、やはり緑の持つ力だったり、自然の持つ力だったりというのを、すごく見直しがされています。その中でも花だったり、グリーンだったり、植物だったりということを有効的に配置をしたり見せるということは、非常に心の安らぎにもつながりますし、重要なことだというふうに思いますので、検討をさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 大木議員。 ◆議員(大木俊二君) ぜひそういった形で集客能力が高まるように、そういったのを企画の中に入れていただきたいと思っております。 最後に、ちょっとこれは返答要りませんけど、町の、うちの温泉センターにつきましては、ラジウム温泉の効能で、結構よそからも、あんたんとこ、物すごく効能がいいねとか結構聞いていますので、そういったのもやはりPRの中にぜひ入れてほしいと思っています。これについては返答は結構ですから、よろしくお願いいたします。 では、次の有害鳥獣対策についてお伺いしますが、着実に減少傾向にあるとお聞きしました。資料もちょっといただいているんですが、実働につきましては相当、平成30年度に比べて、令和元年度は実働数もそういった捕獲についても相当頑張られているということで、私としても安心したというのはおかしいんですけど、そういうことで、聞かれた方にはそういうふうにお答えしたいなと思っているとこでございます。 ただし、ここではちょっと、3つだけちょっと確認しておきたいことがあるんですが、1つ目に、やぶとか木を切るなどして緩衝地帯を作り、猿などの出にくい環境をつくるというのが一つです。もう一つが、餌をなくす取組で、野菜とか果物の規格外品の放置とか、家の柿などの伐採等ですね。これは、やっぱり餌があると、どうしてもそういったのが来ますので、被害に遭いやすいと。3つ目が、大きな音が出る爆竹とか、そういった地域一帯となった取組と。この3つが、やはり一つの減少に関わることなのかなと。ちょっと勉強したわけですけれども、その点について、今後、例えば、地区の区長を含めて、区長会などでそういった推進というか、お願いというか、私も含めて、これは役場とかじゃなくて、もう地区でやっぱり取り組んでいかないと、なかなか難しいと思うんですよね。だから、そういったやっぱり推進型の取組についてはどうでしょうか。 ○議長(永友繁喜君) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(倉永浩幸君) 質問にお答えします。 現在、協議会のほうで3班に分かれて見回り、巡回をしておるところです。また、電話があったとき、すぐ現場に行って、駆除をしているところであります。また、今後、議員も言われたように、地域で対策を取ってもらって、また、行政のほうも協議会と密を取って、また啓発活動にも力を入れていきたいと思います。 以上です。 ○議長(永友繁喜君) 大木議員。 ◆議員(大木俊二君) ありがとうございます。これにつきましては、猟友会の方とか、そういった方も含めて、もう新田、それから上新田、富田地区、3班に分かれて、相当活動されているということが実際分かりました。本当にありがとうございます。今後も有害鳥獣の被害がゼロになることを希望して、我々も一緒になって対策に取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。有害鳥獣については、これで終わりたいと思います。 最後に、先ほど上げました免許証返納の状況についてなんですが、63名とあったんですが、この63名のうちの1人が家の父でございまして、もう92になります。もう親父もそろそろ危ないから、免許証返納したらいいじゃねえかと最初言ったら、いやいや、まだ乗れると。いや、だけど、もうひょっとして人をはねたりすると、どうもならんかということで、何とか説得して免許証を返納させたわけですけども、やはりなかなかやっぱり、まだ新富町も含めて、新田、上新田も含めてですけど、足になるのが難しいというのがありますので、今度デマンドの関係とか出てくると思うんですが、2番目の返納者に対する支援につきましてですが、役場に行って、先ほどのバスですかね。デマンドやなくて、コミュニティバスですか。100回もらって、時刻表を渡したんだけど、誰がこんバス乗るかとかいうことがありましてね。正直言って、別にそれをどうこうということやないんですよ。うちみたいな父が結構いたら、これはいけないかなと。うちだけだったら、私が代わりに運転してやったり、うちの兄貴が代わりに運転したり、何とかなるんですけど、一人で住んでいらっしゃる方とか、それも使わないとかなる可能性もあるのかなと思って、これはアンケートなり、また聞き取り調査なんかはされているのかどうかを、ちょっとお聞きします。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 当初、コミュニティバス運行を始める前に、アンケート調査等も行っております。ただ、現在の状況で、知っていますね。利便性を高めるためにアンケート調査等も行っております。そういった状況の中で、今回のコミュニティバスの100回券とか、タクシーを追加をして初乗りをするということで、免許返納者に対する対策を決めたということになります。 ○議長(永友繁喜君) 大木議員。 ◆議員(大木俊二君) ぜひ、先ほど、うちの父だけだったらいいんですけど、できましたら、そういったところの本当に今、返納された方が満足されているかどうかのやっぱり動向も、今後はやっぱり早めに調べてもらって、ひょっとしたら、いいアイデアがあるかもしれませんし。これはいいとか悪いとかではなくて、西都の例を取りますと、返納者にはタクシーも利用可の商品券3万円とかいうのがございます。昨日出ましたのは、宮崎市はバスがどこまで行っても100円とかいうのもありますけど、これはなかなか新富町には、すぐそれをじゃあ対応しろとかいうのはなかなか難しいと思いますが、今回、デマンドとデマンドのタクシー、それから、先ほど言いました通常のバスですね。そんなのもひっくるめて、できるだけ町民の足になるように今後やっていただけたらばなと思っていますが、なかなかやはりデマンドにつきましても、1台ということになれば、これはちょっと難しいところも多々出てくるとは思うんですね。先進地なり、そういったデマンドタクシーを利用しているところの視察じゃないんでしょうけど、そういった、今後、新富町に対して、新富町にはどういうふうな形が一番いいのかというのは、何か考えがあれば、ちょっと教えていただければなと思っています。 ○議長(永友繁喜君) 小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) 新富町というのは、意外と面積的には狭いという形になろうかというふうに思います。その中で、路線バスに面している高齢者の方というのは、実は少なくて、一番不具合を感じているのは、路線バスが通過をしていない場所ということになります。これで路線バスに助成をしたとしても、じゃあ、地域内の公共交通機関には足が不足をしているという解決にはなりません。そういうことで、やはりこまめにコミュニティバスというのを走らせることが、まず第一歩だというふうに思います。 そして、やはり免許返納された方だったり、高齢者の方々が、息子さんだったりお孫さんに、じゃあ車の運転をして、どこかに乗せていってくださいというのが、最初のうちはそれが可能だそうです。これがずっと何年、何年かというか、何か月かたってくると、頼みにくくなるし、断られやすくなるので、遠慮をして行かなくなるというような状況で、行きたいときに行きたい場所に行けるという可能性をきっちり確保をしていきたいということで、今回デマンドタクシーということで整備をさせていただきました。この2つを運行をしていくことで、利便性の向上を図りたいというふうには思いますけども、もちろんこれがゴールではございませんので、この先また利便性の向上のために何ができるかということは、検討をしてまいりたいというふうに思います。 ○議長(永友繁喜君) 大木議員。 ◆議員(大木俊二君) ぜひそのような形で、まあこのデマンドが入っても、中でまたいろいろと問題があるかもしれませんけど、それはそれなりに、また改善していただければいいかなと思っております。ぜひデマンドタクシーと、今の通常のやつがうまく回転しますようにお願いして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。……………………………………………………………………………… ○議長(永友繁喜君) ここで暫時休憩いたします。午後1時31分休憩………………………………………………………………………………午後1時33分再開 ○議長(永友繁喜君) 休憩前に引き続き会議を開きます。────────────・────・──────────── △追加日程第1.議案第38号 ○議長(永友繁喜君) お諮りします。ただいま新富町長から議案第38号が提出されました。これを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永友繁喜君) 異議なしと認めます。よって、議案第38号を日程に追加し、追加日程第1として議題にすることに決定しました。 追加日程第1、議案第38号新富町新型コロナウイルス感染症対策応援基金条例を議題といたします。 議案の朗読につきましては、議案の内容を詳しく説明していただくことで、これを省略し、議案提出者に提案理由の説明を求めます。小嶋町長。 ◎町長(小嶋崇嗣君) ただいま上程いただきました議案第38号新富町新型コロナウイルス感染症対策応援基金条例について御説明を申し上げます。 本案は、新型コロナウイルス感染症に関する対策の実施に要する経費の財源を確保し、対策の推進を図るため、その対策支援の意向による寄附金などを原資とする基金を造成するものでございます。 以上、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。────────────・────・──────────── ○議長(永友繁喜君) 本日の議事日程は終了いたしました。 11日午前10時から本会議を開き、議案に対する質疑を行います。 本日は、これにて散会いたします。午後1時35分散会──────────────────────────────...